小野寺
僕は大学では歴史を専攻していました。博物館の司書をしている先輩がいて、その影響で展示や空間づくりの仕事に興味を持ったんです。もともと業界の知識はなかったんですが、「イベントや展示のプロデュースは、未経験でもやる気があればチャレンジできる」と思い、アートフリークに入社しました。

高橋
私は前職で、空間とグラフィックの両方を手がける会社に入社したんですが、配属はグラフィック部門でした。本当は空間設計に携わりたかったので、思い切って転職を決めたんです。

内山
僕も最初は地元で型枠大工をしていましたし、今の仕事とは全然違うスタートでした。だからこそ、バックグラウンドが違っても一緒にやっていける環境なんだと思います。

高橋
以前一緒に担当したヘルステック企業のグローバル案件は規模が大きかったですよね。海外からデザインが降りてきて、それを日本でどう再現するか。設計段階から現場まで、みんなで走り抜けた感覚があります。

小野寺
そうですね。海外デザインって日本でそのまま作るには構造的に難しい部分が多くて、それをどう日本流に落とし込むかが大変でした。お客様との折衝も多くて、「なるべく変更したくない」という要望と、現場で実現できる方法のすり合わせが肝でした。

内山
パートナーとのやりとりも増えますしね。営業がクライアント対応に集中している分、発注や調整は管理側がしっかり持つ。大規模案件ほど、同じメンバーで最初から最後まで走れるので、共有がスムーズでやりやすい面もあります。

小野寺
営業としては考えることが本当に多いです。お客様が想像できていない部分を、先回りして準備したり提案したり。デザイナーさんと一緒にお客様と議論できる体制はありがたいですね。

内山
僕は管理や施工でも、みんなで一緒に達成感を味わえるのが一番のやりがいです。大工の仕事も同じで、一人でやるよりチームでやる方が断然面白い。

高橋
私は案件のスパンが短い展示会系の案件を担当することが多いので、去年負けた案件に今年は勝てた、みたいな成長実感があります。努力が結果につながるのが嬉しいですね。

高橋
アートフリークのいいところは、社員同士が年齢を超えて仲がいいし、年次に関係なく意欲があれば挑戦させてもらえる環境だと感じています。

内山
よくも悪くも自由。前職の建設業は年功序列が強かったけど、ここでは若手の意見もちゃんと聞いてくれる。風通しの良さが働きやすさにつながっていますね。

小野寺
裁量が大きい分、自分で考えて動かなきゃいけない。でも、その分規模の大きな案件に関われて、自分の成長も感じられます。

内山
一人あたりの案件数が多いのは正直大変です。現場を掛け持ちしながら複数の準備を同時進行するのはハード。でもその分、やりきった後の達成感も大きいです。

小野寺
営業は案件全額体をまとめる役割なので、自分の判断がプロジェクトの進行に直結します。もちろん周りのサポートもありますが、最後は自分の責任で進めるからこそプレッシャーもあるし、その分やりがいも大きいです。後輩の育成も含めて挑戦できるのは、この会社ならではだと思います。

高橋
デザイン部も同じで、課長陣がマネジメントと案件を両立していて本当に大変そう。私もOJTで入社2年目の後輩を見ていますが、「褒められる経験」を意識して仕掛けるようにしています。施工管理に図面を評価してもらえると、その子の自信につながるので。

内山
以前案件を一緒に担当した頃より、みんな成長しています。だからこそ、もっと大きな案件をチームでやりたい。王道の大型ブースに挑戦したいです。

小野寺
僕は既存案件を後輩に引き継ぎつつ、新しいお客様との関係構築にシフト中。さらに規模の大きいプロジェクトに挑戦したいですね。

高橋
私は「高橋といえばこれ！」と呼ばれる代表作がほしいです。まだ認められている実感がないので、みんなで代表作をつくりたいと思っています。